みずたく氏が荏柄天神社を参拝。- ハヒントン・ポスト
「はぁー、テスト......レポート......単位......ゲロゲロゲローっ!」
ーー学生生活を何としてでも5年間で終止符を打つ。
熱い思いを胸に秘めたみずたくは、体にムチを打ってテスト勉強を行っていた。
実は先日、みずたくは"単位パン"なるものを求めて奔走していたのだ。
生協の白石さんも商品化参画…「単位パン」人気 : カルチャー : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
幾度と無く単位パンを買う機会を掴んできた。
しかし、みずたくは獲りかけた単位パンをライバルたちに譲ってきた。
譲ってきたのはライバルに情けをかけたから?いや、違う。
「やっぱローズネットクッキーがいいや。」
という捨てられないパンへのこだわりが邪魔をしたからだった。
↓ これがローズネットクッキーである。
願掛けをすることすら出来ないまま、テストに臨むことに恐怖を抱いたみずたくは、参拝をしに神社へと向かった。
向かう先は、鎌倉 荏柄天神社。
菅原道真が祀られている学問・資格などで信仰を集める神社だそうだ。
そして5分ほどバスに乗り、目的地へ到着した。
境内に至るまでに階段があり、決して段数は多くないのだが息切れを起こしていた。
「やっぱ、ハァ、キャンドゥ・マークロゥばっかり、ハァ、食べてると、ハァ。」
(みずたく氏、「ダイエット中の心境」について語る - キラキラ☆慶應ボーイみずたく取材記)
「これでもう単位くんべ。」
参拝→単位取得というロジックが、みずたく氏の中で確立しているようだ。
風が吹く→桶屋が儲かると同レベルの飛躍のような、気がしないでもない。
ーーせっかくここまで来ましたし、おみくじでもやりませんか?
「いいねぇ、おみくじ。でも、これまで大吉しか引いたことないんだよねー。」
圧倒的強運っ・・・!!いや、もはや超運っ!!超超超超 超運っ!!である。(アカギ風)
「えっ、なにこれ。どの穴からくじを引くか決めるためにくじを引くの?ミイラ取りがミイラに的なやつ?」
今まで見たことのないおみくじの形式に驚きを隠せない。諺もめちゃくちゃだ。
「・・・フェースがあれだから・・・大吉引けないかも(ボソッ」
うまく聞き取れなかったが、たぶんインターフェースがどうとか呟いているのだろう。
「す、スエヨシィ……。」
おみくじ下部に記載されている詳細な説明にも目を通すことなく、ダッシュでおみくじ掛けに結びつけた。
「やっぱインターフェースがあれだから......。(ボソボソ」
そうして、みずたくは帰路についたのだった。
「でも末吉って末広がりってやつじゃん?実はわざと引いたんだよね、末吉。」
みずたくは独り言を呟きながら、先日行われたテストの救済メールを先生に送るためデスクへ戻っていった。