GW企画 みずたく氏を叩き直せ。
「ふぁ〜あ......。クラシッククラシックっと。」
みずたく氏は毎朝クラシックとともに目覚める。
バイオリンとチェロの違いすらわからないのにクラシックとは、如何なものか。
「もうこんな時間〜?寝すぎちゃったよ〜。」
時計の針は2時を指していた。
もちろん午後の、だ。
寝すぎちゃったレベルではない。
「あ〜......くぅ〜......zzz」
クラシックを聴きながら、みずたく氏は眠りに落ちた。
二度寝ではない。七度寝だ。
七転び八起きならず、七度寝八起だ。
いつも取材で見せているのはみずたく氏の
表の顔であることをわかっていただけただろう。
申し遅れました、ぼくデュライモン。
みずたく氏の専属マネージャーを務めております。
ドラ◯もん?いいえ、ぼくデュライモンです。
私はこんな噂を聞きました。
みずたく氏はキラキラしている
......さぁ果たして現在の生活を見て、本当にキラキラしていると言えるだろうか。
4年前。朝から晩まで働き尽くし、そして晩から朝までも遊び尽くしていた。学校帰りのバス停で、出待ちをしていた女性も後を絶たなかった。
キラキラ慶應ボーイとは、こうであるべきではないのか。
かつての姿が見られなくなってしまったことに、私は悲しみを感じております。
そして表の顔のみを発信し続けるみずたく氏の腐った心意気に憤りをかんじます。
......22世紀のデパートで、こんなもの買ってきました。
"どこにでも扉"
みずたく氏の根性を叩き直す。
これはマネージャーとしての役割であると認識しております。
気分の良いものではありませんが、
これは私の役目。仕方ありません。
「イテッ!なんだよデュライモン!痛いって!引っ張るなって!は!?なんだよ!このピンクのドア!」
「おい、やめろって!えぇ!?なにこれ!?山!?山ん中!?...痛い痛い、押すなって!おいやめろマジで!デュライ(バタンッ」
ふぅ。
みずたく氏を動かすのは、本当に骨が折れる仕事です。
みずたく氏の服に、マイクロカメラを忍び込ませておきました。
現地での様子につきましては、
彼の独り言を文字に起こしたものをお伝えできれば、と思います。
それでは次回の特別編 第二弾
「YOU打たれちゃいなよ」にてお会いしましょう。それでは。
\ザーーーーーーーっ/
ウワーーーーン!
デュラエモーーーーーン!
TO BE CONTINUED......